ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(Venture Business Laboratory)の建物(3階建て、1500u)が完成し、平成15年度より本格的に稼働しました。場所はキャンパスの北東に位置し、固体機能デバイス施設に隣接しています。VBLは、大学院の知的活力を活用し,ベンチャービジネスの萌芽ともなるべき独創的,創造的な研究開発を推進するとともに,高度の専門的職業能力を持つ創造的な人材育成を推進し,ベンチャービジネスにつながる研究開発を図ることを目的としています。
研究開発テーマは、文科省から認定された「機能集積化知能デバイスの開発・研究」を当面中心としますが、さらに幅の広いプロジェクトも公募して運営に当たります。また、集積回路施設である固体機能デバイス施設を一体化して活用し、全学の研究活性化に寄与できればと考えています。施設・設備の有効利用により、プロジェクト成果が出せるように運営していきます。運営組織は学内のVBL運営委員会が決定機関となります。特に、若手研究者・大学院学生の利用をお待ちしています。
センター長 柴田 隆行